死者の宮殿B4F

 

死者の宮殿B4F
屍術師ニバス
「うーむ、体細胞が崩れ始めていますね。やはり、完全ではありませんでしたか。

屍術師ニバス
「『ネクロマンシー』では死人をアンデッドにするだけですし…
 『リザレクション』ではただ、命を取り戾すだけですから『老い』から逃れることができません。
 死んだ私の息子の場合はある程度巧くいったンですよ。
 細胞の再生という課題はクリアできたンですからね。
 ただ、殘念なことに、記憶の再生までは實現できなかった…。
 あなた方が言う『魂の再生』です。これが實に難しい。
 どちらか一方を果たすと、もう一方に破綻が生ずる…。この束縛から逃れられないンですよ。
 申し譯ありませんねぇ。あなたたちを失敗作のひとつにしてしまった。
 許してくださいねぇ。『不老不死』は我人間が求める永遠のテーマなのですから。

屍術師ニバス
「…やはり、コレを使わねばなりませんかねぇ。

屍術師ニバス
「おやおや、これは、これは。

デニム
「レ、レオナールさんッ!!どうしてここにッ!?


<1章クァドリガ砦攻略濟>
屍術師ニバス
「おやおや、このようなところであなたにお會いするとは。あなたは確か 、う~ん、
 そうだ、デニムくんでしたね。再會できて本當に嬉しいですよ。
 ところで、あなたは何故この死者の宮殿においでなのですか?
  言語魔法が目的ですか?
 それとも、私のように永遠の命を求めておいでかな?クククククク。
 まあ、ここで會えたのも何かの緣。私の研究の成果をご覽になりますか?
 いえいえ、遠慮はいりませんよ。
 クァドリガではずいぶんと世話になりましたね。たっぷり禮をさせてもらいましょう。

<1章クァドリガ砦未攻略>
屍術師ニバス
「おやおや、このようなところであなたにお會いするとは。
 あなたは確か解放軍の 、デニムくんでしたね。お初にお目にかかります。

デニム
「貴樣はガルガスタンの屍人使い、ニバス‧オブデロード!!
 レオナールさんをどうするつもりだッ!

屍術師ニバス
「彼らは私の研究に必要な『素材』です。不老不死の研究にね 。 」

デニム
「ふざけるなッ!神をないがしろにし、死者を冒瀆する邪惡な魔法使いめ!
 いますぐ、彼らを解放するんだッ!!

屍術師ニバス
「死体に思い入れをするのはおやめなさい。死んでしまえばただの土くれですよ。
 彼らに魂はありません。ただの生きる屍なンですよ!と、あなたに說明してもしかたないですね。
 見逃してくれそうもありませんし。
 漆黑の暗渠より惡鬼を招かん…。出でよッ サモンダークネス!!
 さあ、私の研究成果をご覽に入れましょう!


デニム
「レオナールさんッ!!僕だよ、デニムだよ!

騎士レオナ-ル


屍術師ニバス
「無馱なことはおやめなさい。彼は何もおぼえていません。魂がないンですからね、當然です!
 彼らアンデッドが何故、戰うか、おわかりになりますか?
 彼らは死が苦痛なンです!生者が憎いンですよ!!
 死の苦痛を和らげるには生者を一人でも多く自分たちの仲間にすることなんです!

デニム
「レオナールさんを救えないというんだなッ!
 だったら、おまえを死者たちの仲間にしてやるッ!!


騎士ザエボス<死亡時>
「 どうして、オレはここに? な、なんだ、この体は ?

デニム
「ザエボスッ!

騎士ザエボス
「ニバス樣 ?どうして、私はここに ?

屍術師ニバス
「ご苦勞さまでしたねぇ。クックックッ。


騎士レオナ-ル<死亡時>
「 ここは、どこだ?私はいったい ?

デニム
「レオナールさん!

騎士レオナ-ル
「デニムくん ?そうか、私は死んだんだ 。

デニム
「レオナールさーんッ!!


屍術師ニバス<退卻時>
「こ、ここまで…ですか…し、しかたない…
 冥府の王デムンザよ、この指輪に封じられし災いの力と深い慈悲の心を我に与えたまえ…
 解けよ、封印ッ!!

屍術師ニバス
「いかがですか、この身体は? くくくくく…。
 『不死』のみなら過去の遺產に賴ればこのとおり實現可能なのです。
 ただ、殘念なことに『人間』をやめねばなりませんがねぇ。くくくくく…。
 いずれ、またお會いしましょう。それでは…。

デニム
「ま、待てッ、ニバスッ!!

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