ミルディン達との再開

 

アルモリカ城下の教會
騎士ミルディン
「カノープス!それにデニム君!二人とも無事で !

デニム
「ミルディンさんこそご無事でなりよりです。

風使いカノープス
「 ウォーレンの具合は?

騎士ミルディン
「まだ意識は戾っていません。でも、命に別狀はないそうです。

風使いカノープス
「そうか。それはよかった。 ランスロットとギルダスはまだ戾ってこないのか?

騎士ミルディン
「わかりません 。バクラム軍が襲ってきたあの夜、別れたままです

デニム
「 マルティムに襲われた僕を助けてくれたのはギルダスさんなんです。
 僕がもっとしっかりしていたら 。

騎士ミルディン
「大丈夫。いずれ戾ってきますよ。自分を責める必要はありません。
  ヴァイスくんを追うそうですね。手がかりはあるのですか?

デニム
「いえ、ありません。ただ 。
 ただ、賞金首となったヴァイスが身を隱すところはそれほど多くないはずです。

騎士ミルディン
「ふむ 。

風使いカノープス
「 解放軍やガルガスタンの殘黨から身を隱すとなると地下ゲリラか。

騎士ミルディン
「そういえば、ライムを離れるとき新顏の暗黑騎士を見かけました。
 コマンド級の暗黑騎士でなんでもゲリラ掃討のためにハイムから呼ばれたとか。

デニム
「ゲリラ掃討のためのコマンドがライムに 。
 そうか、ヴァレリア解放戰線だッ。やつらはボード砦を襲うつもりなんだ。
 もし、ヴァイスがそこにいるなら!!

騎士ミルディン
「ヴァイスくんの命が危ないッ!

風使いカノープス
「デニムッ、すぐに出發だッ!ミルディン、おまえはどうする?

騎士ミルディン
「もちろん一緒に行きますよ。
 デニムくん。きみは公爵の命令とはいえ、ヴァイスくんを見殺しにするつもりはないのでしょ?

騎士ミルディン
「よかった。さあ、行きましょう。

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