大神官モルーバ

 

バンハムーバの神殿
モル-バ
「 そうか。プランシーは神に召されたか 。

デニム
「お願いです。どうか、僕に力をお貸しください。

モル-バ
「 戰って何とする?
 おまえは樞機卿や公爵のように強大な權力を欲するがゆえに戰っているわけではない 。
 しかし、爭いは民を苦しめ、民に犧牲を強いるのだ。

デニム
「わかっています。だからこそ、今、爭いの火種を消さねばなりません。
 二度と樞機卿や公爵のようなものを出さぬ為にも、爭いの道具として利用される要素をなくさねば
 かつて、ドルガルア王がそうしたように僕達は個の民族を棄て、ヴァレリア人として團結しなければっ!

モル-バ
「亡き王のようにはなれん 。
 民が望んでやまぬヴァレリアの救世主が暗黑騎士團の手の內にある限りはな 。

デニム
「姊さん 。

モル-バ
「カチュアと戰うことができるのか、おまえに?

<選擇1>それだけはできません
<選擇2>それも仕方ありません
<選擇1>それだけはできません

デニム
「 それだけはできません。なんとしても姊さんを助けなければ。

大神官モルーバ
「それだけは棄てきれぬか 。

デニム
「たとえ血がつながっていなくても僕にとってはたった一人の姊なんです。

大神官モルーバ
「 よかろう。
 わしなんぞの命でよければ喜んでおまえに預けよう。

デニム
「ありがとうございます。
<選擇2>それも仕方ありません

デニム
「それも仕方ありません。大義のためならば鬼になりましょう。

大神官モルーバ
「そうか…。霸王となる道を選ぶか。それも運命か……。

デニム
「もちろん最後まで望みを棄てたりはしません。
 姊さんを…、姊さんを救えるのは僕だけですから!

大神官モルーバ
「…わしにその勇氣が少しでもあればシェリーを救えたかもしれん…。
 …よかろう。わしなんぞの命でよければ喜んでおまえに預けよう。

デニム
「ありがとうございます。

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