戰爭の後始末

カチュア存在
カチュア不存在

ハイム城會議室
<カチュア存在>

カチュア
「…たとえ彼らが我に逆らったとしても決して劍を拔いてはいけません。
 敵はあくまでも暗黑騎士團であって、それに從うバクラム兵ではありません。
 必ず使者を立て、こちらの意向を傳えるのです。彼らを逆賊扱いして追いまないことが肝要です。

元バクラム軍騎士
「陛下の仰せのままに。

カチュア
「同樣の措置を解放軍に對しても行ってください。
 くれぐれもバクラム軍兵士を差別したりすることのないようにと。
 もし、そのような者がいた場合は嚴罰をもってあたるように。

デニム
「承知いたしました。

カチュア
「さあ、これで私たちの爭いはもうおしまいです。
 今日から私たちはバクラム人でなければウォルスタ人でもない、同じ島に暮らすヴァレリア人です。
 すべてのことは水に流しましょう。たとえ、わだかまりがあったとしても胸の奧にしまってください。
 これからは共に手をとりヴァレリア人としての國家を築きましょう。

元バクラム軍騎士
「我ら一同、ベルサリア王女に生涯、忠誠を盡くすことを誓います。

カチュア
「ありがとう。

デニム
「これより空中庭園に逃げんだ暗黑騎士團の討伐に向かう!
 これが最後の決戰だッ!!
<カチュア不存在>

デニム
「…たとえ彼らが我に逆らったとしても決して劍を拔いてはならぬ。
敵はあくまで暗黑騎士團であって、それに從うバクラム兵ではない。
必ず使者を立て、こちらの意向を傳えるのだ。彼らを逆賊扱いして追いまないことが肝要なのだ。

元バクラム軍騎士
「閣下の仰せのままに。

デニム
「もちろん同樣の措置を解放軍に對しても行う。
「バクラム軍兵士に對して無用な差別やいやがらせなどがあった場合は嚴罰をもってあたろう。

元バクラム軍妖術士
「閣下にお聞きしたいことがあります。

デニム
「遠慮なく申せ。

元バクラム軍妖術士
「ハッ、それでは…。
實は、王都內の商店などから金品を不當に奪取する者がおり、その被害はかなりの額に上っています。

デニム
「なに!

元バクラム軍妖術士
「中には嫌がる婦女子を無理矢理レイプするという事件も起きており
それらはすべて、解放軍の兵士による犯行であることがわかっております。

デニム
「なんだって!!

大神官モルーバ
「…もとより恩賞目當ての輩も多く、こちらも十分な手當ができません。
ですから、そのように野卑極まりない行動に及ぶ者がいたとしてもなんら不思議なことではないでしょう。

元バクラム軍妖術士
「閣下はそうした者どもをいかがするおつもりかッ?

<選擇2-1>見て見ぬフリするしかあるまい。
<選擇2-2>嚴罰に處することを約束しよう。
<選擇2-1>見て見ぬフリするしかあるまい。

デニム
「いずれは嚴しく取り締まるつもりだが、今は見て見ぬフリするしかあるまい。

元バクラム軍妖術士
「…………。

大神官モルーバ
「我にも事情というものがある。その點を理解してもらいたい。

元バクラム軍妖術士
「仰せのままに。

デニム
「さあ、これで永きにわたる戰亂は終結した。
今日から我らはバクラム人でなければウォルスタ人でもない、同じ島に暮らすヴァレリア人だ。
これからは共にヴァレリア人として爭いや差別のない平和な國家を築こう。

元バクラム軍騎士
「我ら一同、閣下に臣下として忠誠を盡くすことを誓います。

デニム
「これより空中庭園に逃げんだ暗黑騎士團の討伐に向かう!
これが最後の決戰だッ!!
<選擇2-2>嚴罰に處することを約束しよう。

デニム
「むろん、嚴罰に處することを約束しよう。それでよいかな?

元バクラム軍妖術士
「ハッ。

デニム
「さあ、これで永きにわたる戰亂は終結した。
今日から我らはバクラム人でなければウォルスタ人でもない、同じ島に暮らすヴァレリア人だ。
これからは共にヴァレリア人として爭いや差別のない平和な國家を築こう。

元バクラム軍騎士
「我ら一同、閣下に臣下として忠誠を盡くすことを誓います。

デニム
「これより空中庭園に逃げんだ暗黑騎士團の討伐に向かう!
これが最後の決戰だッ!!

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