ベルモルーゼ台地

 

ベルモルーゼ台地
龍使いのオクシオーヌ
「搜したわッ、ガルガスタンの惡しき龍騎士よ!
 今日こそ、父さんや母さんの仇を討ってやるッ!覺悟なさいッ!!

龍騎兵ジュヌーン
「龍使い?まさか、きみはバスク村のッ!?

龍使いのオクシオーヌ
「おまえが忘れても、私はあの日のことを絕對に忘れない!
 おまえが解放軍の一員になってもおまえの犯した罪は絕對に消えない!
 私はおまえを許さないッ!!


龍騎兵ジュヌーン
「待ってくれ、龍使いの娘よ!
 今さら謝っても仕方ないことだが、バスク村の襲擊は私の過ちだった。
 本當にすまないと思っている。

龍使いのオクシオーヌ
「今さら謝らないでッ! 謝られたって父さんや母さんは歸ってこない!
 謝るぐらいだったら、どうしてあんなひどい事をしたの!?もう、 すぎるッ!!

龍騎兵ジュヌーン
「きみの言うとおりだ。
 きみに謝ったぐらいで私の罪が消えるとは思っていない。
 ただ、私に罪を償うための時間をくれないか!
 私は今、この戰亂を終わらせるために彼らと共に戰っている。
 私はこの戰亂を引き起こした側の者だ。
 自分が種をまいたのなら、その後始末だけはつけておきたい!
 役目が終われば、喜んできみにこの命を捧げよう!お願いだ!!

龍使いのオクシオーヌ
「そんな…、そんな虫のいいことを言わないでッ!!

デニム
「きみの村を燒き擴ったのはたしかに彼かもしれない。
「しかし、それは彼の意志ではない! かれは樞機卿の側近らにハメられただけなんだよ!
「きみたちの村に反亂分子が潛んでいると教えられて、それで彼がきみの村を襲擊したんだ!

龍使いのオクシオーヌ
「だからと言って、その男には罪がないって言うつもりなのッ?

デニム
「そうではない。ただ、彼はウソをついていないと言っている!

龍使いのオクシオーヌ
「…………。


龍使いのオクシオーヌ(HP減少時)
「父さん…、母さん…、仇を討てそうもないわ……。

デニム
「きみの命は僕が預かった!この戰いはこれで終わりだ!!

龍使いのオクシオーヌ
「どういうつもり?

デニム
「きみに生きるチャンスを与えよう。
 生きてさえいれば、彼に復 することだってできる。それがきみの願いなんだろ?
 その代わり彼にもチャンスを与えて欲しい。彼が、彼の役目を終えるまで。
 きみの目で、真實を確かめるんだ!いいね?

龍使いのオクシオーヌ
「…………。

龍使いのオクシオーヌ<死亡時>

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